首都サントドミンゴから車で約1時間でサンペドロ・デ・マコリスに着く。毎年多くのメジャーリーガーを排出し、2013年WBC優勝国でもあるドミニカ共和国。つまりはドミニカ共和国は野球大国。そして、ここサンペドロ・デ・マコリスは”野球の街”として有名”だ。なぜなら国民的英雄サミー・ソーサ(Sammy Sosa)をはじめ、アルフォンソ・ソリアーノ、アレクシ・オガンド、ロビンソン・カノ・・・多くのメジャーリーガーをこの街から排出しているからだ。もちろんこの街出身の日本プロ野球選手も数多く排出している。広島東洋カープのベースボールアカデミーもここにある。※1990年に広島カープが外国人選手の発掘と育成のために作った日本球界史上初の外国人選手育成施設。
やはりもっとも有名なのは1998年、マーク・マグワイアとシーズン最多本塁打記録争いを繰り広げ国民的英雄サミー・ソーサだろう。総額120万ドルを投じて、ショッピングセンター”30-30プラザ”(30本塁打・30盗塁)を故郷サンペドロ・デ・マコリスに建てた。このショッピングセンターの前でバットを構えたサミー・ソーサが迎えてくれる・・・・が、このサミー・ソーサの銅像は全く似ていない。そして、このショッピングセンターも活気がないが、このサミー・ソーサの銅像を見に行くだけでも価値があるのではないだろうか。